一方通行な日々

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ハカイジュウ

東京都立川市が舞台

主人公である鷹代陽は、突然巨大な地震に襲われ気を失う。目が覚めると外には死体の山と、その傍らには謎の怪物がいた。

陽はわけもわからぬまま教室に向かい、隠れていた白崎直央と共に何とか学校を脱出、その直後に校舎は巨大な怪物に踏み潰されてしまう。住宅街へ逃げた先で不良の田所と出会い、町に空いた巨大な穴の存在、民家から流れるニュースが立川の異常に一切触れていないこと、幼馴染の未来が立川に来ているというメールに気付く。駅で怪物に追い詰められ駅地下映画館へ避難。

未来を探しに陽と直央と教師の武重が調査に出ると、立川を取り囲むように巨大な溝のようなものが広がって立川は完全に孤立してしまっていることを知る。ビル屋上で陽の中学時代の同級生・桜と会い、映画館に誘導しようとするが怪物が襲撃、桜以外の避難者は惨殺され陽だけ取り残される。

更には超巨大な怪物が新たに出現し、陽が命辛々映画館へ逃げ込むと武重が正気を失っており仲間達に襲いかかっていた。そこへ館内に怪物が侵入し、生き残るために陽達と武重が協力して何とか脱出すると生存者を無視して飛び去る軍用ヘリを発見。

彼らは怪物を捕獲するのが目的で生存者を助けようとはしなかったが、村内が撮影していた動画を交渉材料にヘリの同乗を許してもらい、とうとう立川を脱出できることになる。

ところが飛行中のヘリの中で怪物の幼体が目を覚まし部隊長を瞬殺、更には体を貫かれた武重が白崎を守るために怪物と一緒にヘリから飛び降りた。

そしてヘリが立川の巨大な溝を通過しようとした直後、巨大な怪物の触手が容赦なくヘリを撃墜する