一方通行な日々

自分の好きな漫画や株、仮想通貨等を不定期で更新しています^^

来月からTVアニメ化のDr.STONE

高校生の大木大樹は、以前より想いを馳せていた小川杠に自分の気持ちを告白しようとしていた。その宣言を聞いた幼馴染の千空から心の籠っていない激励を受け、大樹は遂に杠を学校のクスノキの木の前に呼び出して告白に臨む。ところがその刹那、突如空が眩く発光し、地球上の全人類が一斉に石化するという怪現象に襲われてしまう。

五感を失い身動きが取れない大樹は、「杠への想い」だけを糧に長い年月を耐え続けた末に自由な身体を取り戻すが、目前には樹木が生い茂り、風化した景色が広がっていた。大樹は一足先に石化が解けて目覚めていた千空と再会を果たし、彼からこの世界が自分達の時代からおよそ3700年経過しているという現状、そして人類が消えて滅んだ世界で自力で文明を再建させるという決意を聞かされる。自分達の石化が解けた原因が「石の腐食」であると踏み、2人だけで長い月日を経て漸く石化を解く「ナイタール」を完成させる。早速、完成品を杠に使用しようとしていた矢先、野生のライオンの群れと遭遇してしまった大樹たちは、緊急事態を打開しようと杠に使用する筈だったナイタールを使い、「霊長類最強」と詠われていた獅子王を復活させる。ライオンの撃退と伴に新たな戦力が加わったことに感激する大樹だったが、実は司は自身の思想に合わない人間を容赦なく排除する危険人物だった。千空から司の本性を聞かされた大樹は急いで杠を復活させ、再会を喜ぶ間もなく3人で逃走を図る。

司に対抗できる力を手に入れるため、一同は千空の提案で火薬の原料である「硫黄」確保に箱根へと向かうが、その動向を推察した司もまた箱根へと追跡に向かう。その後、大樹たちの隙をついて杠を人質に取った司と対峙した千空は、やむなく復活液であるナイタールのレシピを司に渡す。しかし司が目論んでいたのは「人間が科学を発展させれば自らの手に余る余計な力を得て過ぎた権利を主張し出す。人間にとって科学とは危険な害悪でしかない」とする科学を人類の悪と決めつけた思想に基づく「科学文明の破棄」であり、千空にその協力を求めだす。だが純然たる科学の徒である千空は、最期まで彼の強迫を頑なに断り続け、遂に首を折られて殺害されてしまう。大樹は友の死を嘆き、その遺体を抱えて杠と共に司から離れるが、千空の人格を知る大樹はそれゆえに「杠を庇って千空が死んだ」事実に疑問を抱く。実は千空は石化の性質を逆手に利用し、自ら一時的な仮死状態に陥っていたのだ。その意図に気付いた大樹と杠は残された復活液をもって千空の蘇生を試みるのであった。