一方通行な日々

自分の好きな漫画や株、仮想通貨等を不定期で更新しています^^

たとえ灰になっても

作者が執筆中に亡くなられて連載中止になってしまった作品ですが(´;ω;`)ウゥゥ

高校生・四宮良真は、とある事件で両親を失ってから妹の幸花が唯一の心の支えだったが幸花が難病を患い、医師からは手術しなければ余命1か月であることを告げられる。しかし、手術費用は10億円ということから途方に暮れていた良真のもとへ、チケットを持った謎の女が現れる。

彼女によれば、まもなく公でない”ゲェム”が開催され、勝利すれば大金を得ることができるという。「自らが望むモノのために命を懸ける事は出来るか?」の問いに「できる」と答えた良真はチケットを受け取った直後、交通事故に巻き込まれて命を落とす。

再び目覚めた良真は見知らぬ女性の姿になっていた。先ほどの「謎の女」こと天使・クロエルから、ここは辺獄(リンボ)であり、参加者はすべてクロエルの仕組んだ意図的な事故による死亡を経て、仮初の身体に魂を吹き込まれた状態となっているが、”ゲェム”に勝利すれば勝ち取った金額を手にしたうえで元の肉体で蘇生できるという説明を受ける。

一方、敗者にはクロエルから「残酷な死」が与えられ、現世で復活することはできない。

しかし、この”ゲェム”には重大なルールがある。それは「本名を呼ばれると死亡する」というものであるうえ、参加者はすべて「真戸賀市」の住民から選ばれており、肉親から通りすがりの者までさまざまな形で互いに面識を持っている。

そのため、各参加者は便宜上の偽名を名乗る必要があり、良真は幸花を救うという決意から「ユキ」と名乗る。あらゆる事情を抱えた個性豊かな参加者たちと共に、ユキは”ゲェム”に挑んでゆく。